40歳以上なら知ってて当然!?介護保険のキホンシリーズをお届けいたします。
第一弾は
Question. 1
介護保険サービスは、私たちが支払っている介護保険料ですべてまかなわれているのですか?
という疑問に関してお応えしていきます!!
ずばりお応えとしては、
【いいえ】です。
介護保険の財源は、私たちが納付した保険料が50%、
国や都道府県、市区町村による公費が50%という内訳になっています。
それでは介護保険制度のしくみを図を使って詳しく確認してみましょう。
要チェック
Check Point. 1
介護保険の財源は、被保険者が納付する保険料と、国・都道府県・市区町村による公費でまかなわれています。
Check Point. 2
40~64歳と65歳以上では保険料の金額と支払方法が異なります。
改正ポイント
先行きの不安な現在、私たちの負担はますます増えることが予測されます。
そのため、こまめに情報収集が鍵となってきます。
改正ポイント. 1
介護保険は、およそ5年に1度の割合で制度改正されます(介護報酬は3年に1度)。
今後も、負担増・給付縮小となることが予測されており、改正のポイントを常にチェックしておくことが不可欠です。
改正ポイント. 2
介護保険改正により、2015年8月以降は、負担額は世帯ごとではなく、個人の所得で決められ、一定所得がある人は2割負担となる予定です。
2割負担となる所得基準は、年間の合計所得金額が160万円(単身で年金収入のみの場合、年収280万円)以上で現在進められています。
教えて!たまみ先生!
40~64歳ってことは私も介護保険サービスを受けられるの?
40~64歳の人で介護保険サービスが受けられるのは、
特定疾病(※1)により介護が必要と認定された人に限ります。
特定疾病とは?
以下の16の疾病のことを指します。
では詳しくその内容を確認してみましょう。
最後に
いかがでしたでしょうか?
今回介護保険制度のしくみに関して詳しくご紹介いたしました。
負担は増える一方ですので、しっかりと情報収集を行い、老後に備えましょう。
今からしっかり老後を学ぼう
『40歳以上なら、知ってて当然!?介護のキホン』
『たまみ先生に聞く!介護保険相談会』
『介護保険制度のしくみ』
『限度額内で介護サービスを受ける』
『介護保険サービスの申請から契約まで』
『民間サービスやショートステイを入れたケアプラン』